« 住宅を建てる前に聞いておきたいエコ話♪ | トップページ | エコンロ隊始動! »

これからの環境住宅とキッチン情報満載の ECOフォーラムに行ってきました!

こんにちは~、エコンロ隊ですhappy01
5月23日(土)に石川県地場産業振興センターで開催された
「ECOフォーラム~住宅を建てる前に聞いておきたいエコ話」
行ってきましたよ~

Cimg0443_2 まずはGライン石川副会長さんから開会のごあいさつ。

今日のフォーラムは、3人の専門家の講演という充実のコンテンツ。
とっても勉強になり、しかも楽しかったですheart04
これから、その模様をざっとご紹介しますね。

*****************
●講演1 オール電化は環境によいのか?

Photo_5 NPO地球環境と大気汚染を考える全国市民会議CASA理事・ひのでやエコライフ工房研究所代表取締役 

鈴木靖文氏

<プロフィール>
「環境問題をわかりやすく楽しみながら解決していこう」というスタンスで、NPOや研究所を通じて家庭向けの省エネやごみ減らしなどのアドバイスをする活動を行っている。環境家計簿やエコライフ通信簿を作成して、暮らしの中で成果を感じながら、省エネ意識を高めようという取り組みは全国に広がっている。

******
「オール電化はCO2を出さない、

夜間電力は余っている」は誤り。
固定化したイメージにふりまわされないように

鈴木さんたちは
「環境の話は見えにくい、きちんと数値で示すことが必要」と、
さまざまな研究を重ねています。

その中のひとつが
今回のテーマ「オール電化は環境によいのか」。
カタログ値やオール電化にした家庭でのデータをもとに研究した結果、こんな事実が見えてきたそうです

・同量のエネルギーを使った場合、電気はガスよりたくさんCO2を排出する

・IHコンロとガスコンロでは、IHのほうがたくさんCO2を排出する
(それはどうして?)⇒発電所(主に火力発電所)で作られる電気の60%は排熱として捨てられてしまうためです。

・電気式温水器の熱ロスは非常に高い。エコキュートでなく電気式温水器を使用するオール電化は環境負荷が高い。

・オール電化にすると光熱費は安くなるが、CO2が増える場合も多い。
(それはどうして?)⇒低料金の夜間電力を使うためですが、使用量は増えるので実はCO2排出も増えているんです。

とざっと挙げただけでも、考えさせられる内容です。

「オール電化は地球環境にやさしい」とうたう
電力会社のパンフレットはsign02と感じました。
「電気だからCO2を出さない」というイメージは大きな誤りなんです~
実際は火力発電所でたくさん出ていること、
私たちつい忘れてがちなんですよねsign03

省エネ生活で大切なのは、
エネルギーそのものを使いすぎないこと。

オール電化にすると
「夜間電力は余っているからが安い」と
夜にじゃんじゃん電力を使う家庭も多くなったりしています。
夜間電力は、
CO2排出がほとんどない「原子力発電所」が作ってると、

思われがちですが
それだけでは足りず、
火力発電所も稼動しておぎなっているのが事実とのことでした。

ちなみに研究結果では、
①ガスコンロ+ガス給湯器
②ガスコンロ+エコジョーズ(排熱リサイクル式・多機能型ガス給湯器)

③IHコンロ  +エコキュート(ヒートポンプ式・多機能電気給湯器)
④IHコンロ  +電気温水器
の組み合わせのうち、
最も環境負荷が少ないのは②でしたclover

Photo_4 ▼この研究結果はわかりやすいパンフレット
「オール電化って本当に環境にいいの?」1冊200円に
まとめられています。
購入はこちらからどうぞ!
http://www.bnet.jp/casa/all-denka/all-denka.htm


ひのでやエコライフ工房研究所のサイトにある
▼インターネット環境家計簿 http://www.shiftra.jp/casa/system/
で、電気やガスなどの使用量を入力すれば、
自宅のCO2排出量もわかるんですよ~。
ぜひためしてみてくださいね!

*****

●講演2 建築家による省エネ住宅の基本
Photo_6 (株)高屋設計環境デザインルーム代表取締役 

高屋利行氏

<プロフィール>
1級建築士。先進的な高気密・高断熱工法やデザインの提案、設計施工を通して、人と環境に優しい家づくり・街づくりを目指す。2008年いしかわインテリアデザイン理事長賞など受賞歴も多数。


高気密・高断熱 + 低環境負荷エネルギーで
理想の住まいを実現!

県内のさまざまな新築・リフォーム物件を手がけてきた高屋さん。
その基本方針は”高気密・高断熱”な家づくりです。

湿度が高く、夏冬の寒暖差が激しい北陸では、
・外断熱工法(外側から断熱材ですっぽりと建物を覆う工法)
・開口部の断熱化(二重サッシ使用)
・24時間換気システム
を導入すれば、
最小限の冷暖房で夏涼しく冬暖かい住まいが実現できるとのこと。

なにより部屋と部屋、部屋の中の窓際と中央部など、
家の中での温度差が少なくなるので、
快適度は抜群だそう!
脱衣所と浴場での急激な温度変化による高齢者の突然死などは
完璧に防げるとのことです!これはありがたいですよね~confident

気になるコスト面moneybagの説明では、
・外断熱工法では従来のものより、工費は約10%アップ
・冷暖房費が低くおさえられるため、消費エネルギーは20%ダウン
・結露がなくカビが発生しないので家が傷まず、メンテナンスコストは低下

住宅はほぼ一生のおつきあいになるので、
ながい目eyeでみると”外断熱工法”は魅力的だな~と思いました。

こうした高気密・高断熱住宅で
環境負荷の少ないエネルギーシステム
(たとえばガス自家発電「エコウィル」など)を利用すれば、
地球環境にも優しい住宅が実現できるといいます。

高屋さんは、家庭で使用するエネルギーとしては、
CO2排出量の少ないガスに
大いに注目しているとのこと。
今後は「ガス発電システム」を導入した建築施工も
積極的に取り入れていきたいと語っておられました。

この日は高屋さんが手がけた、
劇的なビフォー・アフター!の事例もたくさん見せていただきました!築数十年のお宅が
シンプルデザインの高性能の家にがらりとチェンジした姿には
ほんとにびっくりしてしまいました。

興味ある方は
高屋設計環境デザインルームのサイトをご覧下さいませ~shine
http://www3.ocn.ne.jp/~takaya88/index.html

 

*****

●講演3 シンプルエコキッチン (海外のキッチン事情も紹介!)
Photo_7 (株)ハートハウス代表取締役 

高田晴子氏

<プロフィール>
23年前キッチンをメインとする増改築の会社「ハートハウス」を設立。家族が集い、食を中心にコミュニュケートするキッチンを、住まいの中心ととらえ「食談室」と名づけてプロデュースしている。キッチンツールからキッチンウェアまで、ハイセンスなコーディネイトにも定評がある。人気シェフやパティシェを招いて開催中の料理・お菓子教室も大人気!


エコや健康性にも配慮し、
長く快適に使えるキッチンを提案

キッチン提案に取り組んで23年の高田さんは、
キッチンが住まいにとっていかに大切か。
使いやすいキッチンづくりのポイント。
をわかりやすくお話。

昔は北側にあって暗く狭く、住まいの脇役だった台所が、
食の大事さ、家族との団欒の重要性が再認識されるにつれ、
住まいの堂々たる主役になったことで、

この仕事を選んだ自負とやりがいを深く感じていると語ります。

家族が常に居心地よく集える台所を「食談室」とし、
”明るく楽しい空間づくり”を目指しているそうです。

使う人の動作空間やライフスタイルが大きくかかわる
キッチンづくりには、
100人100通りのプランが必要とのこと。
今求められているのはセミオーダーのキッチンなんですって。
たしかに、毎日長時間そこにいる主婦にとって、
キッチンの使い勝手・デザインは
住まいづくりの最重要ポイントですよね~heart04

高田さんはクライアントと、
・理想のキッチンや今の不満点、
・誰がいつ使うのか、
・どこでいつ料理を食べるのか
・今持っているキッチンツール
・これからチャレンジしたいこと
などを綿密に打ち合わせるといいます。

意外と忘れられがちな
シンク・冷蔵庫・加熱機器の
「ワークトライアングル」動線を
スムーズにすることも、とっても大切なんだそうflair

実際にいろんなお宅の施工事例も見せていただき、

「旧式の台所でも、モダンなキッチンルームにリメイクできるのね~」
と目からウロコの思いでした!

高田さんは海外のキッチン情報にも詳しく、
2年に1度ヨーロッパを訪れ、ショールーム巡りをされるとか。

「少し前までは、エコ先進国ドイツのキッチンが注目の的でしたが、
 今はデザインが素晴しいイタリアのキッチンが先端」
と、紹介されたキッチンはどれもハイセンスで、
吊り戸棚など全くない開放的な空間。
なかでも、目をひきつけられたのは、

5口のガスコンロsign03
料理上手で大家族主義のイタリアらしいな~と思いました。

また、高田さんいわく、
「ヨーロッパでは電磁波の影響を心配する人が多く、
 ドイツでは電子レンジはほとんど見かけませんでした。
 ドイツもイタリアも、コンロはほとんどがガスです」。

最近はクライアントの中にも、
電磁波の出るIHコンロを不安に思う人が増えているとか。
「エコや使う人の健康を考えたキッチンも、これからの課題」
と語る高田さんのお話に、
うんうんと納得させられましたwink

6月11~14日には
金沢ショールームの
リニューアルオープンイベントが開催されるとのこと
国内外の素敵なキッチン、見に行ってみませんか。
詳しくは下記を・・・
▼「ハートハウス」リニューアルオープンのお知らせ
http://hhkitchen.exblog.jp/10262419/


*************
講演の合間には、
最新コンロや話題の家庭用燃料電池「エネファーム」も
展示されていましたので、じっくり拝見してきました。

Photo_9

これが噂の「エネファーム」。
正方形の「燃料電池ユニット」と
その倍の高さの「貯湯ユニット」のペアになってます。
ガスから取り出した水素と空気中の酸素を反応させて発電。
発電とともにお湯を沸かして必要量を貯めてくれるシステムです。
CO2をぐんと削減できる次世代の注目装置なんですよ~

Photo_10

これは、リンナイさんの最新ガスコンロ。
ガラストップとごとくがすっきりとしたデザインで素敵ですね~。
このダッチオーブンがあれば、お肉料理も簡単に作れちゃうんです!

Photo_11

こちらはハーマンさんの最新ガスコンロにダッチオーブン。
アウトドアで使う用具と同じ機能になってて、
フタ裏の突起が煮汁をまんべんなく下に落として、
うまみを増してくれるそう。さすが本格志向です!

*******************

今回も収穫いっぱいのGラインイベント、
これからも続々情報をお届けしますので、
メルマガ&ブログチェックをお忘れなく~!!

|

« 住宅を建てる前に聞いておきたいエコ話♪ | トップページ | エコンロ隊始動! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 住宅を建てる前に聞いておきたいエコ話♪ | トップページ | エコンロ隊始動! »